かゆみ•フケから頭痛まで、敏感で乾燥した頭皮にはさまざまな症状があらわれます。
症状を抑えるためには、その原因をはっきりさせて、適切な対処法をとることが不可欠です!
今回は原因と対策を徹底解説していきます!!
なぜかゆみが出る?
頭皮に皮脂がたまり最近が繁殖してかゆみを引き起こします。
必要な皮脂まで取ってしまい乾燥によって頭皮のバリア機能が低下し、少しの刺激にも敏感に反応してかゆみが起こります。
洗髪の際に爪を立ててゴシゴシ洗っていると頭皮を傷つけてしまいかゆみの原因になります。
フケの種類
まず、日本人の抱える頭皮トラブルのなかで【フケ•かゆみ】が最も大きな悩みの一つです。
実に女性の86%、男性の87%が頭皮トラブルを経験したことがあります。フケは古くなった頭皮の角質が剥がれたもので頭皮は自然にターンオーバーを繰り返しています。
健やかな頭皮では古くなった細胞が目に見えないくらいの垢となり徐々に剥がれ落ちますが、
何らかの影響でターンオーバーのリズムが早まるとまだ未熟な細胞が目に見えるくらいの大きさでごっそり剥がれてしまいます。
これが【フケ】の正体です!!
フケのタイプは大きく分けて2種類
乾性フケ
乾性フケの主な特徴はサラサラとした細かいフケです。
頭皮の乾燥により引きおこるフケの為、乾性フケは乾燥肌の方々やアトピー性皮膚炎の方、幼児から小学生くらいまでの子どもなどに多く見られます。
脂性フケ
脂性フケの主な特徴はベタベタとした大きめのフケが混ざっていることです。
頭皮の皮脂量が多いためフケと皮脂が混ざり湿っています。
皮脂が多いことで頭皮にある常在菌のバランスが崩れフケにつながります。
皮脂が多くなる原因には偏った食事や免疫力の低下が挙げられますがシャンプーのしすぎで頭皮が乾燥したため補おうとして皮脂が過剰に出てしまうこともあります。
頭皮のかゆみの原因
フケ
潤いをもたらす頭皮の皮脂と、皮脂や汗を栄養とするマセラチア菌という常在菌のバランスが崩れたときに増加するのがフケです。
フケは頭皮を刺激するので、増加にともなってかゆみを感じやすくなります。フケが多くなったときは、時期や頭皮の具合から判断して適切な洗髪習慣の見直しをしましょう。
かさぶた
かさぶたはふとした外傷によりできます。
しかし、頭皮のかさぶたは目に見えないため気づきにくいです。
例えば
•乾燥している頭皮に爪を立ててシャンプーをする
•頭皮の湿疹・ニキビを掻きむしる
といったことで傷がつき、かさぶたになります。
かさぶたに細菌が入って繁殖してしまうと強いかゆみをともなうので、頭皮には傷をつけないように優しく触れるようにしましょう。
ストレス
頭痛は緊張から片頭痛にいたるまで頭皮が過敏になったり、痛みや圧迫感を伴うことがあります。頭皮のかゆみは、ストレスや不安によっても引き起こされる可能性があります。
研究によると、なぜストレスが頭皮のかゆみの原因となるかは断言はしていませんが、ホルモンによる影響の可能性が考えられています。
乾燥
頭皮は額や頬に比べ毛穴が多いため水分が抜けやすい性質があります。
乾燥することでバリア機能を失い、敏感になってしまうためかゆみが生じます。
乾燥肌の方や普段からドライヤーを長時間あてている方は注意が必要です。
乾燥肌でなくても、冬になると乾燥した空気の影響を受けやすくなりますのでとくに気をつけましょう。
汗•皮脂
汗が分泌され、頭皮が蒸れた状態のまま放置してしまうと皮脂が汚れて細菌が繁殖し、かゆみの原因となります。
汗は塩分を含んでいるため、頭皮に炎症やアトピーがあるとそれに触れてひりつくような痛みやかゆみを引き起こします。
大量の汗をかいた場合は清潔なタオルで拭き、できるだけすぐに洗い流すようにしましょう。
雑菌の増殖
頭皮に雑菌が繁殖する一つに頭皮を傷つけるという原因があり、頭皮は皮膚の中でも弱い部類で、小さい刺激でも簡単に傷ついてしまうのです。知らない間に傷つき雑菌が繁殖して炎症が起こりかゆみが発生します。
どんな人の頭にも菌は存在していてその菌が一定数であれば菌を起こすことはあまりないのですが菌が増殖してしまうと頭皮にかゆみが起こり、そのまま放置してしまえば【フケ】が出たり【薄毛や抜け毛】へと発展してしまう恐れもあるので注意しないといけません。
頭皮は適切にケアを行うことが大切で頭皮を傷つけないようにシャンプーを行う、寝る前は十分に髪や頭皮を乾かす、生活習慣を見直すなどの正しいケアが菌の繁殖を防ぎます!
洗浄力の強いシャンプー
シャンプーの刺激が強すぎると頭皮が炎症を起こしてしまうこともあります。
シャンプーは大きく分けて【アルコール系•アミノ酸系•せっけん系】の3種類がありますが、フケ対策としてはアミノ酸系のシャンプーが適しているでしょう。
また、シリコンとノンシリコンではノンシリコンタイプがオススメです。
かゆみがひどいときにはかゆみ対策用の薬用シャンプーが適しています。
頭皮のかゆみ 改善方法
シャンプー方法
頭皮のフケやかゆみの対策として、代表的なものがシャンプーです。
しかし、そのやり方が正しくないと十分な効果が得られないどころかかえって頭皮や髪の毛にダメージを与え、薄毛や抜け毛を誘発してしまうこともあります。
まず注意すべき点は、自分に合ったシャンプーを使っているかどうかです。
シャンプーには頭皮や髪の毛についた汚れや皮脂を取り除く効果がありますが、その効果があまりに強すぎると皮膚に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
必要な皮脂が洗い流されると皮脂の分泌が過剰になるので頭皮が皮脂でベタベタになってしまうのです。かゆみがあるとつい爪を立て、頭皮をかくようにして洗ってしまいがちですが、これは良くありません。
頭皮を傷つけるような洗い方をすると、ますます皮膚が剥がれてフケの量が増えてしまいます。正しくは指の腹を使い、優しくマッサージするようにして洗いましょう!
洗い終わったあとは丁寧にシャンプーを洗い流すことも大切です!
洗い残しがあるとそれが毛穴に詰まってしまいます。
あまり熱いお湯だと皮脂が洗い流されてしまうのですすぎのときの温度にも気をつけ、必ずぬるま湯を使うようにしましょう。
薬
頭皮の状態がいつもと違い、かゆみが続いたりフケが多くなったと感じたらすぐに対処することが大切です。早ければ早いほど症状の回復が期待できます。自分で治療する場合、毛髪がある部分は軟膏やクリームではなく、ローションタイプを使用しましょう。
入浴後など頭や頭皮が清潔な状態で、かゆいところに指で直接塗り、大量に塗りすぎると目に入る心配があるので量を加減しましょう。
•頭皮用ステロイド剤のほとんどがマイルドランクです。
ランクが低すぎると、かえって治療が長引いてしまうこともあります。
•ステロイド剤は、通常、数日から1週間程度で効果が現れます。
もし5〜6日たっても症状に変化のない場合は、炎症ではない可能性があるので、すぐにお医者さんに診てもらいましょう。
•頭皮にベタッとした脂っぽいフケが多くみられる場合は、「脂漏性皮膚炎」かもしれません。
カビの仲間が原因の感染症であり、個人では治療方法の判断が難しいため、お医者さんに相談しましょう。
まとめ
地肌の原因と対策を解説いたしましたが、原因は様々です。
シャンプーや生活習慣の見直しなど、日頃からできる予防でかゆみのストレスから解放されましょう!
かゆみが引かない、かゆみが激しい場合、まずは皮膚科への受診をおすすめします。
放っておくと思わぬ抜け毛や他の症状を発症することもあるので、
我慢せずクリニックを受診するようにしてください。
HOULe
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